高圧線下地の土地評価

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土地の評価について

高圧線下地について

一般の方は気にならないのか、高圧線が走っている下の建売住宅を平気で買われます。このような高圧線下地の建売住宅の分譲価格を分析すると、高圧線下地の住宅と、その隣の敷地の住宅価格が変わらないことがよくあります。不思議です。

高圧線下地については、電圧の強さによって建物の建築が出来ない場合と2階建住宅程度の建物であれば建築可能な場合があります。建売分譲住宅の場合、後者にあたるため、もちろん適法です。

けれど、高圧線下地についてはマイナス要因があるので、この点は理解されたいところです。

  1. 断線の危険性
  2. 雨天における不快音の発生(ジージーという音が断続的にあります)
  3. 立地によっては眺望・景観を阻害する要因となります
  4. 電磁波が人体に及ぼす影響(研究段階ですが、因果関係を認める学者もあります)

住宅は快適かつ安全なものでなくてはなりません。したがって、好んで高圧線下地を買う必要があるのかなと思うのです。